出雲流のおもてなし

2015-02-26 17:27:00.0

みなさんこんにちは!番組MCの田部です。

2月の出雲のほそ道、お楽しみいただいているでしょうか?

今回のほそ道歩きでお邪魔した
今市・大津地区は私の生まれ育った地域です!
久しぶりに歩く通りや、学生のころよく行ったお店など、
懐かしい景色をみてとてもわくわくしました♪

今市・大津地区は古くから続く「商売のまち」ですよね!
私の同級生にも、実家が自営業をしているという人がたくさんいます。

今回の取材で印象的だったのは、
出雲の商売に根付く「おもてなし」の心です。

商品を買いに来たお客さんにお茶をふるまう、
配達にきたお兄さんにお茶をふるまう、
アポなしで取材にきた私たちにお茶をふるまう(笑)
といったように、
お店を訪れた人に当たり前のようにお茶をふるまい、一緒に話をするんです!

人と人とのつながり、ご縁を大切にする文化が
今も受け継がれているなんて素敵ですよね☆

お店の方との何気ない会話がとても楽しく、
撮影が終わってからもついつい時間を忘れて話しこんでしまいました。
居心地の良い空間をつくり出すプロ!さすが商売人です。

また会いたい、また話したい、また行きたい…
きっとこうして、私のようにお店のファンになる人が
増えていくんだろうなと思いました。

来月もどこでどんな出会いがあるのかとても楽しみです!
みなさん次回もどうぞご期待ください。

宍道・出雲弁保存会

2015-02-09 09:33:00.0

みなさん、こんにちは スタッフの杉原です。
1月の「出雲のほそ道」はお楽しみ頂きましたでしょうか?

先日、私は次回「出雲のほそ道」の取材で、
宍道・出雲弁保存会(松江市宍道町中心に出雲弁の継承を続ける方々)の
出雲弁一口スピーチ大会に行ってきました!

これまでにも数回、お伺いしたことがありますが
回を増すごとに訪れている人が増えているように感じるほど、会場は超満員!
私以外にもテレビ・新聞各社が来ていて、注目が集まるイベントでした。

このイベントの一番の目玉は、参加者による出雲弁談義!
日常の出来事や川柳などをお得意の(!?)出雲弁で話すというものです。

制限時間は7分間。

顔をおもしろく塗ったり、人形を使ったりと見せ方は様々ですが
なんといっても皆さん話がおもしろい!

よい加減の出雲弁と話のオチがあいまって、会場はつねに大爆笑!
次の話を忘れても、時間を催促するベルが鳴っても大爆笑!
私も撮影しながらずっと笑っていました。

しかし、私にとっては笑えないできごとも。
それは、出雲弁が分からないこと!
なんとかリスニングをしてメモ書きするも、なんのことやら。
?マークが私の混乱をものがたっています・・・・

※はやつけぎ=マッチは後から分かりましたが、それ以外は迷宮入り(笑)

まだまだ修行が足りないな、と思いました。

色々語りたいですが、お楽しみは番組で!
宍道・出雲弁保存会の大爆笑は2月の「出雲のほそ道」でご覧ください♪

1月はにぎやかに

2015-01-30 18:30:00.0

みなさんこんにちは!番組MCの田部です。

1月の出雲のほそ道では
たこあげ、めんこ、お手玉など
いろいろな昔遊びを体験しました。

手づくりのたこは見失ってしまうほど
空高くあがり、協力してくださった
久木方言同好会のみなさんと大興奮!!

また、藤岡さんとは
「ぺったん」の話で盛り上がりました。
出雲弁でめんこのことをこう言うんです。
以前番組のなかで取り上げたことが
あるので聞き覚えのある人も多いのでは?
響きがかわいくて印象にのこる言葉ですよね。

みなさんが好きな出雲弁はなんですか?
番組への感想とあわせてぜひ教えてください!

来月は一体どこを歩くのでしょうか。
どうぞお楽しみに♪

出雲弁、どこから来るの?

2015-01-06 15:19:00.0

みなさん、明けましておめでとうございます!
スタッフの杉原です。

年末年始の悪天候を乗り越え、
良い天気の中、仕事はじめを迎えました。

もちつき・書初め・獅子舞・吉兆神事・・・と、正月行事の取材が続く中で、
私が個人的に好きなのが「とんどさん」です。

前回の番組では小伊津町のとんどさんを少しだけ紹介しましたが
地域によって規模も飾るものも違うと思うと面白いなあ、と感じます。

さて、出雲弁では「とんどさん」で馴染みがあるこの行事、
「左義長・三毬杖(さぎちょう)」という正式名があるのはご存じでしょうか?
(ちなみに私は会社に入り取材に行くようになってから知りました!)

地域によっては、
「どんど焼き」「さいとやき」「ほっけんぎょう」「ほちょじ」「おにび」など
色々な呼び名がある「左義長」。
一体なぜ、「とんどさん」という名前になったのか・・・・

調べてみると
火が燃えるのを「尊(とうと)や尊(とうと)」とはやし立てたことから、
そのはやし言葉がなまったとか、
どんどん燃える様子からそれらの名称がついたとか、
竹が燃える音が「どん!どん!」と聞こえるとか、
諸説はあるようですが、どれが正解なのかはいまだ不明です。

そもそも方言というのは、
普段の何気ない生活の中で人から聞いたものを覚え、使っていくものなので
意味を文書で残していくわけでもなく、
成り立ちが分からない方が自然なのかもしれません。

しかし気になる!

「とんどさん」をはじめ様々な語源の謎を引き続き調査し、
結果が出たらみなさんに報告できたらと思います!


そして1月の「出雲のほそ道」では正月にちなんだことをご紹介する予定です!
初回放送は1月22日(木)。

2015年も「出雲のほそ道」でお楽しみください♪
今年もよろしくお願いします!!

1年を振り返って

2014-12-28 09:27:00.0

こんにちは!番組MCの田部です。

2014年ももうすぐ終わりますねぇ。
みなさん、今年はどげな年でしたか?

私にとって今年1年は「変化の年」でした。

「出雲のほそ道」が始まり、
人生の大先輩、藤岡さんと一緒に
お仕事をさせていただいたり、
出雲市内各地で文化や歴史を学んだり…。

この番組がなかったら出会えなかった人、
この先ずっと知る機会のなかったことが
たくさんあったと思います。

貴重な経験をさせていただける環境と
番組スタッフ、ご協力してくださるみなさんに
感謝感謝の1年でした。だんだん!


今回のほそ道歩きで昔ながらの
「いもあめ」づくりを教えてくださった大峠さん。

「昔の話をしても若い人たちにとっては
 ただの昔話だけんねえ…」

大峠さんのこのことば、
ほそ道歩きでお話を聞くみなさんに、
必ずといっていいほど言われるんです!

今とは違うこと、今も変わらないことを知ったり、
体験したりすることはとても楽しいです。

番組を通して、私と同じようにいろいろな出雲に
興味をもってもらえると嬉しいです!

2015年もまめに頑張ります!
来月もお楽しみに♪

番組へのメッセージ

お名前
年齢
電話番号
メッセージ